光熱費ゼロへ!GX志向型住宅の要件と補助金活用ガイド【函館モデルハウス公開中】
2025.03.08|家づくりについて
GX志向型住宅の要件と効果
GX志向型住宅とは?
GX志向型住宅とは、Green Transformation(グリーントランスフォーメーション)の略称であり、化石燃料に依存した社会構造からクリーンエネルギー中心の構造へ転換を目指す新しい住宅基準です。
この住宅仕様は、次世代の省エネ住宅支援策「子育てグリーン住宅支援事業」の対象となり、最大160万円の補助金が支給されるため、多くの関心を集めています。
GX志向型住宅の要件
GX志向型住宅として認定されるためには、以下の要件を満たす必要があります。
-
外皮性能:断熱等性能等級6以上(UA値0.28以下:HEAT20 G2相当)
- 外壁や窓などの開口部の断熱性能を規定。
- UA値(外皮平均熱貫流率)が低いほど室内の熱が外に逃げにくく、冬は暖かく、夏は涼しい快適な住環境を実現。
-
再生可能エネルギーの導入(太陽光発電設備 等)
- 再生可能エネルギーとは、太陽光・風力・地熱・水力・バイオマスなど、自然由来のエネルギー。
- 住宅設備では主に太陽光発電設備の導入が求められます。
-
一次エネルギー消費量削減率(再エネを含まず35%以上)
- 平成28年省エネ基準に対して、建物単体での一次エネルギー消費量削減率を35%以上とします。
- これはZEH(ゼロエネルギーハウス)基準の20%を超える高水準であり、電気や灯油・ガスの消費量が少なくて済みます。
-
一次エネルギー消費量削減率(再エネを含み100%以上)
- 再生可能エネルギーを導入したうえで、一次エネルギー消費量の収支をゼロにすることが求められます。
- 寒冷地や低日射地域では75%以上のNearly ZEH(ニアリーゼッチ)を達成することが基準。
-
高度エネルギーマネジメント(HEMS導入)による制御
- HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)を導入し、住宅全体のエネルギー使用量を見える化。
- エアコンの温度設定やエコキュートの湯沸かし設定などを遠隔操作し、エネルギーの無駄を省く。
-
その他の要件
- GXへの協力表明を行った事業者が建築する住宅であること。(登録準備中)
- 住戸の床面積は50㎡以上240㎡以下。
- 一部の除外対象地域でないこと(建て替えは補助対象)。
GX志向型住宅のメリット
GX志向型住宅には、多くのメリットがあります。
- 快適な住環境
- 高断熱・高気密の住宅仕様により、年間を通じて室温が安定し、快適な生活空間を提供。
- 光熱費の大幅削減
- 省エネ性能の向上に加え、太陽光発電やHEMSの活用により、電気代を削減可能。
- 補助金の活用
- 「子育てグリーン住宅支援事業」を活用すれば、最大160万円の補助金が受けられます。
- 環境負荷の低減
- 化石燃料の消費を抑え、CO₂排出量を削減。持続可能な社会に貢献できます。
実際に体感できる!「全館空調YUCACOの家」モデルハウス公開中
函館市の高盛町と美原5丁目に、GX志向型住宅の性能要件を満たした「全館空調YUCACOの家」のモデルハウスを公開中!
全館空調YUCACOシステムを導入し、家全体の温度差がなく、きれいな空気が循環する快適な住空間をぜひ現地でご体感ください。
春の2棟同時モデルハウス見学会【函館市美原&高盛町】
開催期間:3月1日(土)~3月31日(月) 10:00~17:00
>ご来場予約はこちらから<