StaffBlog

家の隅々まで涼しく暖かいのに光熱費が安い『全館空調YUCACOシステム』

YUCACOシステムは、エアコン1台で家全体をほぼ同じ温度に保つ全館冷暖房システムと、24時間の全熱交換器ユニットを組み合わせた全館空調システムです。床下をチャンバー室として利用し、各部屋の床に設けられた吹き出し口から風を送ります。

特徴的な空調方式

  • 大風量小温度差:室温と2~3℃の差しかない空気を大量に送る方式で、従来の空調システム(小風量大温度差)とは異なり、快適で結露しにくい。
  • 自律空調:室温と近い温度の空気を送り、各部屋に対して多めに風量を設定することで、全室・全館同じ温度に保つ。

換気システムの違い

  • 大風量換気:新鮮な外気を混合して送風し、必要箇所から汚染空気を排気。風量が多い分、効率的で全室空調が可能。
  • 全室空調:居室、トイレ、廊下、天井裏、床下も含めて空調するため、建物全体の痛みや劣化を抑制。

エネルギー効率とコスト

  • 省エネ設計:新しいDCモータを搭載した小型送風機を多数使用し、消費電力を抑える。エアコンは低回転数領域で運転し、ダクトの抵抗を抑えて効率的に空気を送る。
  • ランニングコストの低さ:消費電力が一般的な全館空調よりも大幅に少ない。
  • オール電化との相性の良さ:YUCACOシステムは、太陽光発電やエコキュートなどのオール電化設備と組み合わせることで、さらに効率的なエネルギー利用が可能。これにより、年間の光熱費を大きく節約できます。

快適性の理由

吹き出し口からの温度差が小さく、空気の循環が速いため、全ての居室が一定の温度に保たれます。また、居室、廊下、トイレ、浴室など全ての空間が同じ温度で、ヒートショックなどのリスクを低減します。

耐久性とメンテナンス

  • 長寿命設計:50年以上使用可能な部材を選定し、故障時には部分交換で対応可能。量産されているエアコンや送風機、全熱交換気ユニットを使用。
  • ホコリの少なさ:大風量で空気を循環させるため、ホコリが空調室のフィルターに捕獲され、室内に溜まりにくい。

考察

YUCACOシステムは、快適な全館空調を実現しながらエネルギー効率に優れ、長期間の使用が可能な画期的なシステムです。特に太陽光発電やエコキュートなどのオール電化設備と組み合わせることで、光熱費を大きく節約することができ、経済的にも環境的にもメリットがあります。その設計には高い技術力が必要とされますが、健康面や快適性、ランニングコストの低さなど、多くの利点を提供します。

20240227_graph02.jpg