【2026年12月版】住宅ローン減税は2026年以降も続く?5年延長の最新報道と今後の制度見通しを徹底解説
住宅ローン減税は2026年以降も5年延長の方向へ
最新報道から読み解く今後の制度見通しと家づくりへの影響【推測を含みます】
2025年12月31日入居分までとされている住宅ローン減税(住宅ローン控除)について、2026年以降も5年間延長する方向で政府・与党内の調整が進んでいると複数のメディアで報じられました。
これまで「2026年以降は未定」とされてきた住宅ローン減税ですが、今回の報道により、制度継続の可能性がかなり高まったといえます。
ただし現時点では、あくまで
「延長の方向性が示された段階」であり、
・控除額
・借入限度額
・対象となる住宅の性能要件
などの詳細は今後の税制改正議論で決定される予定です。
本記事では、現行制度の整理とともに、2026年以降の見通し、そしてこれから家づくりを考える方・住宅事業者の双方にとって重要になるポイントを分かりやすく解説します。
※住宅ローン減税については、令和8年度税制改正大綱が閣議決定され、5年延長が正式に示されています。
↓↓詳しくはこちらの記事で解説しています。↓↓
2025.12.27
【閣議決定】住宅ローン減税は5年延長へ|2030年までの新制度ポイントと省エネ住宅の条件
現行の住宅ローン減税制度(2025年入居まで)
現在の住宅ローン減税は、以下のような内容になっています。
・控除期間:原則13年間
・控除率:年末の住宅ローン残高の0.7%
・床面積要件:原則50㎡以上
・中古住宅も一定条件で対象
新築住宅の場合、住宅の省エネ性能によって借入限度額が変わる仕組みとなっており、代表的な区分は以下の通りです。
・長期優良住宅・低炭素住宅:最大5,000万円
・ZEH水準省エネ住宅:最大4,500万円
・省エネ基準適合住宅:最大4,000万円
すでにこの時点で、「住宅の性能=税制優遇の大きさ」につながる制度設計になっています。
「5年延長」報道が意味すること
今回の「5年延長」報道は、単なる制度の延命ではなく、
・住宅価格の上昇
・金利上昇局面への備え
・若年層・子育て世帯の住宅取得支援
・住宅市場の下支え
といった複数の政策目的を背景とした延長と見られています。
これにより、
「2025年までに急いで建てないと減税がなくなるのでは」
という不安は、いったん和らいだ形になりました。
一方で、制度が続くからといって"内容まで同じとは限らない"点が重要なポイントです。
2026年以降に見直される可能性がある主なポイント
今後の予算編成や税制調査会の議論では、次のような点が論点になるとみられています。
・住宅ローン減税制度そのものの継続と財源のバランス
・床面積要件の緩和(50㎡以上 → 40㎡程度への見直し案)
・中古住宅・既存住宅の活用促進
・子育て世帯・若年層への配慮
特に床面積要件の緩和については、都市部やコンパクト住宅を想定した流れとして現実味の高いテーマと見られています。
省エネ性能の扱いはどうなるのか?
現時点では、
「2026年以降の住宅ローン減税で、省エネ住宅がどの程度優遇されるか」
について、明確に断定した報道はまだ出ていません。
ただし、次のような流れを見ると、省エネ性能が引き続き重視される可能性は非常に高いと考えられます。
・現行制度ですでに省エネ性能により借入限度額が差別化されている
・補助金制度はGX、ZEH、長期優良住宅など高性能住宅に集中
・2025年以降は新築住宅に省エネ基準適合が原則義務化
・脱炭素政策と住宅政策が一体で進められている
このため、
・GX志向型住宅
・GX-ZEH
・長期優良住宅
といった高性能住宅が、2026年以降の減税制度でも有利に扱われる可能性は十分にあると見られています。
ただしこの点は、現時点ではあくまで政策動向からの「見通し・推測」段階である点に注意が必要です。
今後のスケジュールと制度確定のタイミング
住宅ローン減税の最終的な内容は、以下の政治・行政スケジュールに沿って決まります。
▼ 年内〜年明けの主な流れ
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 11月〜12月上旬 | 与党税制調査会で本格議論 |
| 12月中旬 | 税制改正大綱の公表(ここで制度の方向性がほぼ確定) |
| 12月下旬 | 政府で税制改正大綱を閣議決定 |
| 1月〜3月 | 通常国会で関連法案を審議・成立 |
| 4月 | 改正税制が施行 |
つまり、2026年以降の正確な制度内容が確定するのは年末頃になる可能性が高いといえます。
これから家を建てる人・検討している人はどう考えるべきか
これから家づくりを検討する方にとっては、次のような考え方が現実的です。
・2025年に無理に間に合わせなくても、減税制度は続く可能性が高い
・ただし、控除額や条件は今後見直される可能性がある
・省エネ性能の高い住宅を選ぶ方が、将来的に減税・補助金の両面で有利になりやすい
・「税制ありき」ではなく、「長く快適に住める性能」を重視することが結果的に最も合理的な選択になる
住宅ローン減税はあくまで**"後押し制度"**であり、家の良し悪しを決める本質は
「性能」「暮らしやすさ」「将来の光熱費」「資産価値」にあります。
まとめ
・住宅ローン減税は2026年以降も5年間延長される方向で調整が進んでいる
・ただし、控除額・条件・対象要件は今後変更される可能性が高い
・床面積要件の緩和や中古住宅の活用促進が論点
・省エネ性能重視の流れは今後も続く可能性が高い
・これからの家づくりは「減税+補助金+住宅性能」を一体で考える時代に入っている
(※本記事には、現時点での報道内容および政策動向をもとにした推測・見通しを含みます。実際の制度内容は、今後の政府決定により変更される可能性があります。)



