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新築住宅のつくり方@ハウジング・コバヤシ ②

2019.07.27家づくりについて

さて、、、

シリーズ連載でお贈りする予定の

『新築住宅のつくり方@ハウジング・コバヤシ』

ですが、初回となった前回は土地の調査確認から地鎮祭までをご覧頂きました。

今回はいよいよ土木基礎工事に取り掛かります!

.

まずは地盤調査の結果により補強工事が必要か判断します。

地盤調査を実施させて頂くに事により、その地盤には20年の保証が付けさせて頂くのですが、

調査結果により補強工事が不要な場合にはこの杭打工事は行われません。

(その場合も20年の地盤保証が付けられます。)

補強工事が必要と判断された場合は、その解析結果により打込む杭の長さと本数が決定されて

補強杭工事が施工されます。

鉄筋コンクリート製の補強杭を建設機械を使って指示された地盤に打込みます。

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補強杭には幾つか種類がありますが、今回の施工例は下の写真のようなH型断面の補強杭です。

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調査結果と計算によって決められた長さと本数を打込みます。

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杭打ち工事が完了したら地盤を掘って基礎工事に掛かります。

一般的な言葉では穴掘りと言ったほうが分かりやすいと思いますが、

専門用語では『根掘り』や『根切り』といいます。

皆さんご存じのように北海道は多くの本州地域と比べて寒さが厳しいのですが、

水分は凍ると膨張するため、もし鉄筋コンクリートの基礎の下で土中の水分が凍ると

いかに重量の大きい住宅であっても持ち上がって傾いてしまします。

そのため、地域によって地盤面をどのくらいの深さまで掘らなければいけないかが定められています。

【参考】北海道庁建設部建築指導課 市町村の標準的な凍結深度

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基礎の鉄筋コンクリートを施工するところを必要な深さだけ掘って、

下地に砂利を敷き入れて締め固めます。

先に杭打工事を行っている場合は打込んだ杭の先端は工具などを使用して所定の位置で切断します。

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必要な部分が掘り終わるとこのようになります。

12.jpg

最低気温が氷点下まで下がるなど冬季間の工事となる場合は、

総合的に判断して全体をテントで囲います。

13.jpg

ここまでで地盤を掘る工事は一段落となりますので、今回はここまでとしましょう。

次は鉄筋コンクリート基礎のつくり方をお届けします。

次回更新をお楽しみに♬

バックナンバーはこちら

新築住宅のつくり方@ハウジング・コバヤシ ①

続きはこちら

新築住宅のつくり方@ハウジング・コバヤシ ③

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