空調革命☆全館空調『注文住宅+YUCACO』完成見学会@七飯町大中山
2月20日・21日の2日間は七飯町大中山にてお客様のご厚意により
全館空調『YUCACO』の家完成見学会を開催させて頂ける事となりました。
お引渡し前の新築住宅を特別に公開お披露目させて頂きます!
ところで『YUCACO』って何?誰なの?
ウチの奥さんも娘もユカコじゃないんだけど?
という興味津々の方に『YUCACO』の秘密を少しお教えします。
全館空調『YUCACO』は下図のように1台の家庭用エアコンで家全体を冷暖房する
省エネルギー性に優れたシステムです。
このシステムを実現するために必要なのは
建物の『高断熱』と『高気密』です。
順を追ってご説明さしあげましょう。。。
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建物の1階床については、
通常は床に断熱材を入れて『床断熱』にしますが
『YUCACO』の場合は床下に空気を循環させるので
基礎に断熱材を貼って『基礎断熱』にします。
具体的には床に断熱材は何も入れずに、
幅150mmの鉄筋コンクリート基礎の両側を
50mmの断熱材で挟み込むように貼り付けます。
ちなみにこの断熱材は厚み当たり、
高性能グラウスールの1.3倍以上の断熱性能があります。
また通常は床下に地面からの湿気が溜まらないように換気しますが、
基礎断熱をする場合は床下も室内と同じ扱いになるので
逆に空気が漏れないように土台の下に気密処理用のパッキンを敷いて
気密処理します。
壁の断熱はグラスウール+外側付加断熱で施工する場合(⇐石川町モデルハウスはコチラ)と
ウレタンパネルで施工する場合があるのですが
今回のお施主様邸ではウレタンパネル(LIXILヒートコアパネル)100mmでの断熱施工です。
このウレタン断熱材は厚み当たり、高性能グラスウールの2倍の断熱性能があります。
正式な材料名称は「A種硬質ウレタンフォーム保温板1種相当品」と言います。
略してウレホ、、、とは言いませんが、
ぜひ日常会話のなかに織り交ぜて使ってみてください。
外壁構造用合板(パーティクルボード)にあらかじめウレタン断熱材が接着されたパネル材
になっていて柱と柱の間にキッチリ納まります。
そして通常の床下は防湿土間コンクリートがむき出しになっていますが、
『YUCACO』導入の場合は床下にもエアコンの空気が循環するので
硬質ウレタンの高性能断熱材25mmを敷き詰めて保温効果を高めます。
このウレタンボードは厚み当たり、高性能グラスウールの1.9倍の断熱性能があります。
正式な材質名称は「ポリイソシアヌレート硬質ウレタンフォーム」と言いますので、
ぜひこれも日常の会話の中でお使いください。
きっと会話がスムーズに進み弾むことでしょう。。。
土台と基礎の間は更に発泡ウレタンを注入して気密処理します。
外壁の室内側は、ウレタンパネルの上に更に気密シートを貼って気密処理します。。
建物にはシックハウス法により24時間換気システムの設置が義務付けられていますので
『YUCACO』の場合はエネルギーロスの少ない熱交換型の第1種換気システムを組み合わせます。
通常は2階天井の上に直接、断熱材を吹き込みますが
『YUCACO』の場合は2階天井の上に合板を敷いて二重天井にして
断熱材はその上に通常の1.6倍(250mm→400mm)の断熱材を吹き込みます。
このようにして建物の高気密化・高断熱化を行なって
家庭用エアコン1台で家全体を冷暖房出来るようにできています。
ちなみに『YUCACO』システムは当社独自開発のものではありません。
大学で研究されてそれに賛同した企業が実用化したシステムで
当社は加盟して技術供与を受けています。
名称の『YUCACO』については
Y our あなたの
U niform 均一に
C onditioned 調整された
A ir 空気の
CO nfiguration 配置
との事です。。。
さあ!
ここまで読んだあなたは
この『YUCACO』を見学したくて仕方なくなっている事でしょう!!
⇒⇒見学会は終了致しました⇐⇐
現地は完全予約制にて新型コロナ完成症対策を実施強化していますので
ご安心してご予約のうえご見学ください。
スタッフ一同お待ちしております!