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新築住宅のつくり方@ハウジング・コバヤシ ⑩

2019.11.05家づくりについて

秋も深まり紅葉の景色の中に雪虫が飛ぶようになりましたね。

じきに雪が降る寒い季節もやってくるのでしょう。。。

寒い日は暖かいラーメンで暖まりましょう。

セブンイレブン限定で販売されている

すみれ監修札幌濃厚味噌ラーメン『すみれ』はお手軽で美味しいのでお勧めです。

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これはカップめんではないのでお湯要らずですし、電子レンジ500Wで5分30秒で食べられますよ?

ぜひお試しください。。。

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さて、シリーズ連載『新築住宅のつくり方@ハウジング・コバヤシ』も遂に第10回目となりました。

前回までで室内の壁下地まで終わり、お風呂も組立てをしました。

次に基礎工事の最後に施工した上下水道と暖房パネル用の配管を床上に立ち上げるのですが、

この配管工事を施工するのは大工さんではありません。

上下水道(青・ピンク・ねずみ色)は上下水道設備の業者さんが施工して

暖房パネル用(オレンジ色)の配管は暖房設備の業者さんが施工します。

オール電化住宅でエアコンや電気パネルヒーターなどを使用する場合はこのオレンジ色の配管はありません。

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洗濯機用の水とお湯の配管は外壁側に立ち上げますが、

外壁の断熱材の中に配管を入れてしまうと断熱不足で配管凍結の恐れがあるので、

外壁の室内側石膏ボードの更に内側に立ち上げてから壁で囲って配管を隠します。

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これを住宅業界では『ライニング』と呼びます。

上に小物や洗剤なども置けて便利なので邪魔にはなりません。

本州の温暖な地域では壁の中に入れても問題ありませんが、

北海道などの寒冷地ではこのようにするのが一般的です。

その他、2階にトイレや水廻りがある場合の配管や、

各部屋の暖房パネル用の配管(オレンジ色)の配管なども囲って隠しますが、

これも断熱材の入った壁の中ではなく、室内側にもう一枚壁を作り囲って隠します。

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これを住宅業界では『PS:パイプスペース』と呼びます。

換気システムの蛇腹ダクトが入るスペースを『DS:ダクトスペース』

無落雪屋根の雨水排水管が入るスペースを『RD:ルーフドレン』と呼びます。

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暖房パネル用の配管は各部屋の床下から貫通して床上に立ち上げておきます。

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大工さんは壁の石膏ボード貼りが終わると次に階段を造ります。

階段は大工工事のなかでも昔から緻密で重要な工程です。

現場に入っている大工さんのなかでもベテランの棟梁さんが造るのが慣習です。

近年は階段材料がカットされて納品されるので大分効率良くはなりましたが、

重要な工程である事に変わりはありません。

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階段の裏側は補強金物が付いていますが最終的には石膏ボードを貼るので見えなくなります。

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階段工事が完了したら床同様にキズが付かないように養生します。

階段用手摺が取り付く壁の下地には予めビスが効くように下地板が入れてあります。

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次に大工さんは各部屋のドアや引き戸の枠を取り付けしますが、

既製品ドアの枠は柱と柱の間の寸法よりも必ず小さくなっていますので、

柱と枠の間を薄いベニヤ板などのスペーサーで調整しながら取り付けします。

枠が歪んでいるとドアが入らなくなりますし、

閉じたとき偏よって隙間が見えたりするとダメなので作業には精度が必要です。

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ちなみに建築業界ではドアや引き戸などを総じて『建具:たてぐ』と呼びます。

私たち業者側は何の違和感もなく『建具』という言葉を使いながら打合せを進めてしまうのですが、

お施主様側は馴染みがない言葉のため

『あの~、、、"たてぐ"って何の事ですか?』

と聞かれる事があり、ハッと思うことがあります。

分かり難い専門用語を使っている自覚がないのは、気を付けなくてはいけませんね。。。

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次に大工さんは天井下地の『天井垂木:てんじょうたるき』を井桁に組んで取り付けます。

この天井垂木はお互いが組みあうように切り欠き(シャクリと言います)が加工されていて

井桁に組みやすくなっています。

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木造住宅の在来工法で使う4.5センチ×4.5センチの角材は基本的に『垂木:たるき』と呼びますが

屋根に使うものを『野垂木:のだるき』、

天井に使うと『天井垂木』、

床の下地は『根太:ねだ』、

地面に杭として打ちやすく先を削ってあるものを『先砥ぎ垂木:さきとぎたるき』、

と言いますが、見た目の寸法が同じなので知らないと訳が分かりませんね。

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1・2階の天井下地が組みあがったら次に壁同様に厚さ0.1mmの気密シートを貼ります。

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そして壁同様に石膏ボードを貼ってビス止めします。

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天井下地の石膏ボードが貼りあがると、大分、新築中の建物が現実的に分かるようになります。

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ここで"新築工事あるある"なのですが、

基礎工事の時には全体が目線より下に見えるので、お施主様は

『思ったより小さいですね、、、狭くないでしょうか?!』と心配されます。

そして骨組みが立ち上がり上棟すると見上げるようになるので

『やっぱり大きいですね!』と安心されます。

そして部屋の石膏ボードが貼りあがると部屋全体がベージュの下地色になるため

『思ったより暗くて狭く感じますね、、、』と心配されて、

このあと壁紙が貼りあがると部屋が明るい色になるとやっと

『思ってた広さで安心しました!』と安心されます。。。

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壁天井下地の石膏ボード貼りまで終わると、壁と床の取り合いに取り付ける『巾木:はばき』や

天井と壁の取り合いに取り付ける『台輪:だいわ』や『廻り縁:まわりぶち』を取り付けて

室内側の窓周りの下地を施工します。

これらの取り付ける部材を住宅業界では総じて『付け物:つけもの』と呼ぶ事が多いですが、

食べておいしい『漬け物』の事ではないのでご注意ください。。。

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そして前述の建具類の取り付け(吊り込みと言います)をすると大工さんの仕事はほぼ完了です。

大工さんの仕事は細かく説明しようとするともっと多岐にわたるのですが

概ねの流れという事でこのくらいにしておきます。(ふぅ~、、、。)

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今回は説明に丁度良い写真を探すのに苦労しましたが、

用意したネタが尽きましたので、今回はここまでにしましょう。。。

最後はいつもの締め言葉とになりますが

より詳しく知りたい方は

専門書をお買い求め頂くかgoogle先生にお聞きくださいね♬

前回までのバックナンバーは以下からご覧ください。

新築住宅のつくり方@ハウジング・コバヤシ ①

新築住宅のつくり方@ハウジング・コバヤシ ②

新築住宅のつくり方@ハウジング・コバヤシ ③

新築住宅のつくり方@ハウジング・コバヤシ ④

新築住宅のつくり方@ハウジング・コバヤシ ⑤

新築住宅のつくり方@ハウジング・コバヤシ ⑥

新築住宅のつくり方@ハウジング・コバヤシ ⑦

新築住宅のつくり方@ハウジング・コバヤシ ⑧

新築住宅のつくり方@ハウジング・コバヤシ ⑨

それでは次回更新をお楽しみに!

続きはコチラ

新築住宅のつくり方@ハウジング・コバヤシ ⑩

新築事業部 境(一級建築施工管理技士・二級建築士・宅地建物取引士)


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